大本教の神典と「日月神示」には、秘密結社「ヤタガラス」の暗号のことが預言されている
〖はじめに〗で述べたが、たまたま私が教えられた「神の救いの計画」には、エジプトのピラミッドやマヤカレンダー、そして、日本の神社にも関係があった。この計画を成就するために、日本の古代史は書き換えられ、封印されたのである。それは世界の親国としての日本の立場や、「ほんとう」の「約束の地」を隠さなければならなかったからである。
まさに驚きであるが、さらに驚くことには、「暗号」のことや「約束の地」が封印されたことが、神の「一厘の秘密と仕組」として、大本教の神典や日月神示に預言されていたのである。
日月神示には、「神の救いの計画」を成就するための、「一厘の秘密と仕組」があることが預言されているが、それは秘密結社「ヤタガラス」の暗号のことなのである。
大本教の神典(霊界物語)では、暗号者によって契約の箱「アーク」が、「約束の地」に隠されたことが預言されている。
これらの神典も、香代子先生や暗号者と同じように、同じ一つの「神の世界」から計画的に降ろされたものだったのである。実はそれは「暗号」同様、「神の救いの計画」を成就するために、神によって、計画されたものだったのである。
地球改造と日月神示
そこでまず、日月神示に預言された「一厘の秘密と仕組」(=暗号)を、お伝えする前に、日月神示が、香代子先生や暗号者と同じ一つの「神の世界」から、計画的に降ろされたものであることに、ご納得いただかなければならないだろう。日月神示には、「神の救いの計画」の解説書的な側面がある。
まず、「地球改造」、すなわち地球の「崩壊と再生」ついて見てみよう。
このことについて、日月神示は次のように言っている。
「…もとの昔に返すのざぞ、つくりかための終わりの仕組みぞ、終は始ぞ、始は霊ぞ、富士都となるのざぞ、…」(第11帖 148)
「…三千年の昔に返すぞ、三万年の昔に返すぞ、三十万年の昔に返さなならんかも知れんぞ。…」(第10帖 267)
「…毀すのではないぞ、練り直すのざぞ。世界を摺鉢に入れて捏ね廻し、練り直すのざぞ。…」(第1帖 174)
「地震かみなり火の雨降らして大洗濯するぞ。よほどシッカリせねば生きていけんぞ。…」(第39帖 39)
「二二は晴れたり、日本晴れ、びっくりばこいよいよとなりたぞよ。春マケ、夏マケ、秋マケてハルマゲドンとなるのざぞ、早う改心せんとハルマゲドンの大峠こせんことになるぞ。大峠となりたらどんな臣民もアフンとしてもの云えんことになるのざぞ、…」(第3帖 139)
「百人千人の改心なれば、どんなにでも出来るなれど、今度は世界中、神神様も畜生も悪魔も餓鬼も外道も三千世界の大洗濯だから、そんなチョロイ事ではないのざぞ。…」(第4帖 12)
「火と水と申してあろうがな。火つづくぞ。雨つづくぞ。火の災あるぞ。水の災あるぞ。火のおかげあるぞ、水の災気つけよ。火と水入り乱れての災あるぞ、近うなりたぞ。…でんぐり返るぞ。」(第13帖 287)
「建て直し急ぐぞ、建て直しとは元の世に、神の世に返す事ざぞ、元の世と申しても泥の海ではないのざぞ、中々に大層な事であるのざぞ。上下グレンと申してあることよくはらに入れて呉れよ。」(第8帖 265)
「…地つちの軸動くぞ、…」(第5帖 241)
「…世界中一度にゆすぶると申してあろう。釦一つででんぐり返ると申してあること、未だ判らんのか。…」(第18帖 529)
以上の神示にあるように、地球改造とは「もとの昔に返す」ことである。
それは、「地つちの軸が動く」や「上下グレン」や「でんぐり返る」とあるように、「ポ-ルシフト」をともなうような地球規模の天変地変のようだ。
ちなみに、地球が「崩壊と再生」を繰り返していることは、現代の科学でも実証されている。それは、地球の磁気は過去800万年の間に170回以上反転したことが、考古磁気学の研究によって明かになった。(『神々の指紋』グラハム・ハンコック 翔泳社)