一厘の秘密と仕組(日月神示)

大奥山(約束の地)は神人交流の道の場

ところで、「神の救いの計画」は、世界を一つの「神の世」にしようというものだった。だから、先の「コミュニティーモデル」には、同じシステムを導入しなくてはならないだろう。しかもそれは、神々の指導によらなければならない。そうしないと、統一的な一つの「神の世」をつくることはできない。
しかし、ポールシフトを伴うような改造後の地球には、通信網が寸断されているはずだ。
しかし、そのような状況でも、この6ヶ所の拠点に、神の情報を受けとることができる人(預言者)がいれば、情報を共有することができる。つまり、神の情報を正しく受け取ることができる預言者が、それぞれの拠点にいれば、神が主導するシステムを、6ヶ所で同時に導入することができるのである。
だから、預言者の育成が、何より重要になってくる。
エジプトの伝承によると、地球の崩壊後の「最初の時」は原始の暗闇が消え去り、人類が陽光を浴びて文明の贈り物を授かった、神々の支配した黄金時代だった。その時代は、神と人とを仲介した「ウルシュ」という存在が活躍したということだった。(『神々の指紋』グラハム・ハンコック 翔泳社)
このエジプトの例にあるように、地球改造後は、「ウルシュ」すなわち預言者が活躍する時代だと思われるが、おそらく、この預言者は「約束の地」で、香代子先生の直々の指導によって、育成されるものと思われる。
このことを日月神示は、次のように言っている。

「大奥山は神人交流の道の場である。道は口で説くものではない。行ずるものである。教えは説かねばならない。…奥山は奥山と申してあろう。いろいろな団体をつくってもよいが、いずれも分かれ出た集団、一つにしてはならん。奥山は有りて無きもの、無くて有る存在である。奥山と他のものとまぜこぜまかりならん。大き一つではあるが別々ぞ。今までになかった奥山のあり方、わからんのも無理はないなれど、これわからねばこの度の大神業、わかりはせんぞ。」(補巻 月光の巻 第7帖794)

「大奥山と教会とをまぜこぜしてはならん。教会やその他の集団は現われ、大奥山は隠れじゃ。大奥山はこの度の大御神業に縁のある神と人とを引き寄せて練り直し、御用に使う仕組。見て御座れ、人民には見当とれんことになるぞ。」
(補巻 月光の巻 第20帖807)

奥山とは「六ヶ所の拠点」のことだと思われるので、大奥山とは「約束の地」のことになるだろう。この神示によると、この場所は「隠れ」であって、預言者と岩戸開きの核になる人材を、引き寄せて育成する道場になるというのである。