一厘の秘密と仕組(日月神示)

万教同根と日月神示(神も仏もキリストも元は一つぞよ)

次は、「万教同根」について見てみよう。
「はじめに」で、世界の主だった宗教は、同じ一つの「神の世界」から降ろされたものだと言った。このことについて日月神示は、次のように言っている

「…神も仏もキリストも元は一つぞよ。…」(第4巻 天つ巻 第4帖111)

「…神、仏、耶ことごと和し、和して足り、太道ひらく永遠、富士は晴れたり、太神は光出づ、神国のはじめ。…」(第5巻 地つ巻 第19帖156)

神も仏も耶(キリスト)も元は一つで、「神の世」になれば、それぞれが和して一つになるというのだ。次の神示を見てほしい。
今度の立て替えは、キリスト教や仏教などの途中からの教えではなく、根本からの道でないと間に合わないと言っている。

「…この先もう立て替え出来んギリギリの今度の大立て替えじゃ。いよいよの立て替えざから、元の神代よりも、も一つキの光り輝く世とするのじゃから、なかなかに大層ざぞ。…途中から出来た道では今度という今度は間に合わんのざぞ。根本からの道でないと、今度は根本からの立て直しで末代続くのじゃから、間に合わん道理わかるであろうがな。…」(第15巻 岩の巻 第2帖367)

「…途中からの神は途中からの神、途中からの教は途中からの教、今度の御用は元のキの道ざぞ、世の元からの神でないとわからんぞ、出来はせんぞ、生まれ赤子の心とは、途中からの心、教、すっかり捨ててしまえということざぞ。…」(第21巻 梅の巻 第21帖448)

「…神の道は一本道であるから、多く見えても終わりは一つになるのじゃ、今が終わりの一本道に入るところ、この道に入れば新しき代は目の前、神も今まではテンデンバラバラでありたなれど、今に一つにならねばならぬことに、天が命じているのであるぞ。…」(五十黙示録 第5巻 極め之巻 第2帖)

「元の教え」とは、地球の「崩壊と再生」の「約束の時」のたびに、日本に甦る神々の教えである。それはすなわち、香代子先生が甦らせた神々である。
このことは、2つの暗号が示していたが、香代子先生の神々の源流を辿ることで、より明確になった。それは〖神の正体〗のところで改めて説明する。
ともあれ、「元の教え」から派生したキリスト教や仏教などは、「途中からの教え」になる。「今度のギリギリの大立て替え」は「途中からの教え」ではなく、「元の教え」でないと間に合わない。そこで、バラバラになった多くの教え(宗教)を、一つにするように天は命じているのである。