地球改造と「神の救いの計画」

「神の救いの計画」を成就させるために用意された「約束の地」エルサレム

ところで、『聖書』に詳しい方や、ユダヤ教やキリスト教の関係者のなかには、先の香代子先生が預かった「神の計画」と同じ計画があることに、すでにお気づきだと思う。
それは、「ソロモンの第三神殿」の建設というものである。
このことは、敬虔なユダヤ教徒にとって、2000年以上前から持ち続けている悲願の一つである。どうして「ソロモンの第三神殿」と呼ばれるのかというと、ユダヤ人は、過去に2つの神殿を建設した。第二神殿は紀元前5世紀に、バビロン捕囚から解放されたユダヤ人たちが建設した神殿である。
第一神殿は、紀元前10世紀、イスラエルの王、ソロモンが建設したソロモン神殿である。このソロモン神殿にちなんで、「ソロモンの第三神殿」と呼ばれている。
第三神殿の建設が悲願である理由は、『聖書』の預言にあるらしい。
『旧約聖書』などの解釈によると、第三神殿が再建された後、イスラエルと反メシア勢力(もしくは抽象的に善と悪)との最終戦争(ハルマゲドン)が起こり、その最中に「救世主」が第三神殿に再臨して最終戦争を終わらせ、その後千年の至福の時代が訪れる、と預言されている。
つまり「第三神殿の建設」は、単に神殿を建てるという意味ではなく、「メシア再臨」と「至福千年」の到来を象徴しているのである。
ならば、それが、2000年来の悲願といわれても納得がいくが、これは、先の先生が預かった「神の救いの計画」と同じである。しかも、神殿を再建する場所が、神から選ばれ定められた、ということも同じだ。
どうして、香代子先生が預かった「神の救いの計画」と、熱心なユダヤ教徒が信じていることが同じなのかというと、先生が預かった預言とユダヤ教徒が信じる預言は、同じ「神の世界」から同じ計画を預かったからである。
先述したが、「神の世界」は一つで、世界の主だった宗教は、同じ「神の世界」から降ろされたものなのである(万教同根)。
このことは、別の項目であらためて説明する。
ところで、先の計画で異なるところがあることに、お気づきだろう。
それは、神殿を建設するために神から定められた「場所」である。
「第三神殿」の建設予定地は、イスラエルのエルサレムで、先生の預かった「神の救いの計画」では、その場所は日本の近畿地方の奈良県にある拠点である。
では、どうして、同じ「神の世界」から預かった同じ計画なのに、場所が異なるのか?
もしかしたら、最高神の「住まい」を再現する場所が、日本とイスラエルの2ヶ所に存在するのか?いや!それはおかしい!?
2ヶ所あるなら、最高神(メシア)も二人存在することになる。そんなことはありえない。実は聖地が2ヶ所あることに、神の秘密の仕掛けが隠されていたのである!?
それは地球の「崩壊と再生」の「約束の時」がくるまで、決して誰にも知らせてはいけない秘密である。これが大本の神典や「日月神示」に預言された「一厘の秘密と仕組」、すなわち1パーセントの秘密と仕組みなのだが、それは後述する。
ところで、「第三神殿」の建設が予定されている、エルサレムの「モリヤの丘」には、現在、イスラム教の「岩のドーム」が建っている。「第三神殿」を建てるには、イスラム教の「岩のドーム」を破壊しなくてはならない。
もし、「岩のドーム」が破壊されれば、イスラエルとイスラム教国との宗教戦争になる可能性が極めて高い。もしかしたら、この戦争は、世界を巻き込む、世界大戦に発展するかもしれず、『聖書』に預言されている「ハルマゲンドン」とは、このことかもしれない。
いずれにせよ、「聖地」は異なった宗教間での奪い合い、すなわち、争いの火種となる。しかもそれは、決して避けられないだろう。だから、「ほんとう」の聖地は、どうしても隠さなければならなかったのである。
その場所は、「神の救いの計画」を預かる「預言されし者」が現れる「約束の時」まで、決して誰にも知らせてはいけない。「ほんとう」の聖地が明らかになれば、今度はその場所が、奪い合いの対象、火種の場所となり、神聖な聖地が汚されてしまうことになるからである。つまり、エルサレムも2つの暗号同様、「神の救いの計画」を成就させるために用意されたもう一つの「約束の地」、言い換えれば、レプリカの「約束の地」だったのである。