甦った神々

地天界の成道と甦った神々

昭和55年4月20日
ようやく、霞が金色に輝く季節が訪れた。
この日の23時50分、地天界へ向かった。1時間の瞑想後、香代子先生は地天界から戻ってこられた。
様子を尋ねると、浅芽明王と優節如来という神が先生を先導され、通る道の両側には地天界の神々がずらりと並び、礼をしながらお迎え下さっているというのだ!!
浅芽明王と優節如来のあとを歩いていくと、地天界の宮殿に案内され、
「ここが地天界のあなたの宮殿です」
と言われ、地天界の成道をお知らせになったというのである。
このように、天地王大神尊(最高神)の住まい(宮殿)は、天上界にも地天界にも存在する。
この日の瞑想で、香代子先生は大元帥明王のお姿も確認され、次のように話された。
「岩壁が現れて、最初は岩かなと思っていたら、それが明王の片方の脛の一部だったんです。上半身ははるか天空にあり、お顔は天まで届く程の大きさでした。驚きの一語につきるとはあのことです」
さて、この日の地天界の探訪で、香代子先生はついに残りの30パーセントの、地天界の成道を果たしたのである。

14_浅芽明王_優節如来

15_大元帥明王

その後、昭和55年4月25日午前11時
神々から天地三界を象ったという図柄を入れた、別注の台座に、天上界、地天界、三界のすべての神々の御魂を入魂した鏡をおさめた。ここに、神前に座してから14年、香代子先生は天地三界の成道を成し遂げ、最高神をはじめ天地三界の「世の元の神々」が甦ったのである。