自給自足のコミュニティーモデル

つまり、労働の対価がお金から、生活の保障と、人に喜んでもらい感謝されるという精神的充足に変わる。これは、他のどんな労働でも同様である。
ところが、一人や一家族単位の農村生活では、今いったことを実現することは難しい。もちろん、今の生活環境の中で、それを実行することも不可能である。
しかし、今の社会と共存しながら、目的を共有する仲間を集めれば、「新しいエリア」に「新しいコミュニティー」をつくることはできる。
そうすることで、ハイパーインフレや災害などで、生活できなくなるような危機的状況に陥っても、「新しいコミュニティー」に移住すれば生活に困ることはない。 
そこで、その「新しいエリア」である。
神は「新しい時代」(神の世)ために、日本全国に6ヶ所の拠点を定められている。それは、北海道、東北、関東、中部、近畿、九州にある。
近畿は本文で述べた「ミステリースポット」だが、その他の5ヶ所の拠点も明らかになっている。6ヶ所の拠点は全て住宅地ではなく、山や田園地帯なので、「新しいエリア」には最適である。
「神の救いの計画」によると、この6ヶ所の拠点の「コミュニティーモデル」は、「新しい時代」(神の世)の雛形となり、日本中にやがては世界中に拡大されることになる。
したがって、6ヶ所の拠点での「お金のいらないコミュニティー」の準備は、近い将来に高い確率で起こりうる危機に対して、自分たち自身の生活を守るという危機管理と、「新しい時代」(神の世)の理想社会の実現に向けての、「コミュニティーモデル」の構築という二つの側面がある。
実際に、縄文時代の「コミュニティー」内では私有財産はなく、周りの自然は共有財産で、それは皆の山であり川だった。このシステムが「1万年の平和」といわれる、縄文の奇跡を生んだのかもしれない。
いずれにしても、6ヶ所の「コミュニティー」には、現代社会が抱えている様々な問題を解決できるような、新しいシステムを構築しなければならない。
今いった「お金を必要としない社会システム」は、その一つの例である。