秘密結社「ヤタガラス」の太陽の暗号

浮かび上がってきた「三羽=三輪(3つの円)の暗号」

2つの「三羽の鳥」の暗号を紹介したが、三羽の暗号はこれだけではなかった。それが、次の3つの円(三羽=三輪)の暗号である。


この円は先に紹介した、「約束の地」を中心にした円の暗号。


この円は、先に紹介した二等辺三角形の、松尾大社を中心にした円の暗号。


この円は、奈良県にある上下カモ神社の円の暗号(中心は宮滝遺跡)。

これらの3つの円(三羽=三輪)の暗号は、芋づる式に発見された。ここで、これらの暗号を発見した経緯について簡単にお伝えしよう。
「約束の地」を中心とする円の暗号から、八咫鳥という暗号者のコードネームが明らかになった。そこで次は、八咫鳥を祭祀している神社に目を転じたのである。
「八咫鳥」を祀っている神社は、神武天皇が上陸した、熊野から大和にかけて数多くある。「熊野本宮大社」「熊野速玉大社」「熊野那智大社」の熊野三山をはじめ、その奥の院の「玉置神社」、さらに奈良県の宇陀には、ずばり「八咫鳥」の名前を冠する「八咫鳥神社」がある。
実は、この神社も暗号の仕掛けである。それは〖一厘の秘密と仕組(大本教の経典)〗のところで、お伝えする。
ところで、「八咫鳥」は賀茂氏の祖先で、名前を「賀茂建角身命」といい、京都の「賀茂御祖神社」でもお祀りされている。この神社は下鴨神社と呼ばれている。この神社から数キロ北西方向の加茂川沿いに「賀茂別雷神社」があるが、この神社は上賀茂神社と呼ばれているのである。
それが、二等辺三角形の「三羽の鳥」の暗号の発見につながり、ひいては、松尾大社を中心にする円の暗号の発見につながったのだが、奈良県にも京都と同じように上下カモ神社が存在する。
それが、最後の宮滝遺跡を中心とする円の暗号の発見につながったのである。
ところで、この3つの円(三羽=三輪)の暗号から、奈良県の三輪山をご神体とする大神神社も暗号者と関係が深いことがわかった。
大神神社の大神は、一般的には「オオガミ」と読むが、ここでは「オオミワ」と読ませている。したがって、ミワ(3つの円の暗号)=神になる。それは3つの円の暗号に、神の預言が隠されていることを暗示しているのである。
暗号の解読過程は『隠国日本版 神々の指紋 上』を参照して欲しいが、その
答えは、「約束の地」から最高神(メシア=預言されし者=約束の人)が甦ると、「人の世」が終わり「神の世」が始まることを示していた。